株を買うというのは、自分は今では当たり前にしていますが、初めて株を始めたい、株を買ってみたいと思ったときはいろいろ悩みました。
株を始めたいと思っても、
などなどいろいろわからないことだらけだったことを思い出します。
特に、学生の場合は「未成年の場合」と「成人している場合」で大きな違いがあります。
ここでは初めて株を買う学生のために、まず20歳以上の成人した学生の場合の株の買い方を解説しようと思います。未成年の場合は手続きなどが違うので「未成年の学生の株の買い方・株を買うために必要なものなど」を見てください。
「学生の」としているのは、このサイトが学生をコンセプトにしているだけで、条件や買い方の手順などは成人していれば学生だろうが会社員だろうが主婦だろうが社長だろうがニートだろうが関係ありません。
もう株を買ったことがある人はこのページを読んでもあまり得られるものはないかもしれませんが・・・。
このページは以下の順に解説していきます。知っているところは飛ばして大丈夫ですよ。
まず、株はどこで買えるかですが、株は「証券会社」というところで買います。
野村證券や大和証券といった○○証券というところを見たことがあると思いますが、あそこが株を売買するところですね。あそこで株を買ったり売ったりすることができます。
というと、ハードルが高いと思ってしまうかもしれませんが、今はネット証券といってネットで株取引ができます。
証券会社が町の本屋だとしたら、ネット証券はネットで本が買えるamazonのようなイメージです。
じゃあ、その証券会社やネット証券でどうやって株を買うのか、まず株を買うために必要なものを解説します。
株を買うことができる場所は「証券会社」や「ネット証券」だと書きましたが、そこで株取引をするには「証券口座」という株取引などをするための口座が必要です。
銀行にお金を預けるのに銀行口座を作るのと同じで、証券会社に株や株を買うためのお金を管理してもらうため、証券口座を作る必要があります。
大和証券など、一部の証券会社は口座管理料などがかかる場合がありますが、ネット証券なら口座を作るのは無料です。大手の証券会社も大和証券以外はほとんど口座管理料はかからないところのほうが多いので安心してください。
心配な人は口座管理料金(口座維持費)のかかる証券会社とかからない証券会社(外部サイトです)などで確認してみてください。
株を買うために必要なものは
だけです。
資金さえ用意すれば、あとは証券会社の口座を作ってしまえば株を買えるということですね。
ただ、証券会社の口座を作るのに必要なものがいくつかあるので、次はそちらを解説します。
証券会社の口座を作るには、銀行の口座のように身分証明書などが必要です。
また、20歳以上の成人の場合と、未成年の場合とで必要なものが違います。
大学生だと、年齢によっては未成年の場合と成人している場合があるので、それによっても違いますね。
まずは成人の人が証券口座を作る場合に必要なものです。未成年の人は未成年が証券口座を作る場合に必要なものに進んでください。
※未成年でも結婚していて既婚の場合は成年になるので一般の口座を作れますが、WEBからの口座開設の申し込みは証券会社によっては年齢ではじかれてしまう場合があるので、その場合はコールセンター等への問い合わせが必要です。
身分証明書は基本的に運転免許証があれば一番良いです。コピーの郵送またはネットで申し込めるネット証券等の場合は写真に撮って画像で送るのでOKです。
運転免許証が無い場合でも大丈夫です。身分証明書は運転免許証以外にもパスポートや個人番号カードなどの「顔写真付きのもの」、住民票や健康保険証などの「顔写真がないもの」がありますが、顔写真付きのものがあったほうがいいです。
証券会社によりますが、顔写真付きのものなら1つでOK、顔写真がないものは2つ必要というように分かれていることが多いです。
まあ、2つコピーをとるのが面倒というだけで、口座開設に不利になるとかは無いのでどちらでも大丈夫です。
マイナンバー書類は以下の書類のコピーや、撮影したものが必要です。
証券会社への入金や出金は銀行振込が基本なので、銀行口座が必要になります。
入出金時の振込手数料は、入金するときの振込手数料は自分で負担、出金の場合は証券会社が負担してくれる場合が多いです。
銀行振込みなので振込をしてから証券会社が確認するまで時間がかかる場合もありますし、振込手数料ももったいないので、即時入金サービスを使うことをおすすめします。
即時入金サービスやWEB入金といって、インターネットバンキングを使った即時入金サービスを使うと、振込手数料無料で入金することができます。(対応銀行は証券会社によって違います)
証券会社の支店や、郵送で口座開設をする場合は印鑑が必要です。
ネット証券ですべてWEBで完結する方法で口座開設を申し込んだ場合は必要ないです。
以上が証券会社の口座開設に必要なものです。
あとはまあ、自分の場合はわからないことが多くて不安だったので「覚悟」というか「勇気」みたいなものが必要でしたが・・・笑
口座を作ってしまえば銀行口座と同じで「なんてことはなかったな」という感じでした。
証券会社の口座開設が済んだら、株を買う準備がほぼ整いました。
株を買う資金を入金すれば、準備は完璧です。
あとは簡単。
初めてのことは何でもそうですが、ハードルが高く感じるものです。
でも、やってみたら、慣れてきたら、当たり前のようにできてしまうものも多いです。
株取引なんて特に金融関係出身でもない普通の主婦の人とかでも普通に株を買ってますからね。
経済とかよくわからないしニュースも見ないけど株主優待が欲しくて株買ってるという主婦の方もいます。
それくらい簡単なんですよ。
ただ、簡単なだけで舐めてかかったら損をするリスクはあることを忘れないで下さい。
ちゃんと調べて、ちゃんと戦略を決めて買ったり売ったりしないと、投資ではなくただのギャンブルになってしまいますからね。(主婦の人たちに多い株主優待や配当金目当ての長期保有も立派な戦略の一つです。「戦略」とか思ってないかもしれませんが)
株を買う資金は「大金が必要」と思っている人も多いようですが、今はそうでもありません。
10万円あればけっこうたくさんの種類の銘柄が買えますし、5万円で買える銘柄もあります。
また、単元未満株などを使えば1万円しか投資資金がなくても買えます。
お金がないから株ができないというのは思い込み、少額でも買えることを知らないだけなので、調べてみるといいですよ。
例えば10万円以下で買える株(外部サイトです)なんかが調べてくれていて参考になります。
次は未成年の人が証券口座を作る場合に必要なものです。学生の場合は未成年の人も多いですからね。