大学生であっても株式投資を行うことができます。
もちろん、大学生になったら株の売買ができるということではなく、20歳を過ぎているのであれば証券会社の口座を作ることができるし、20歳未満であっても未成年口座があり、親権者の同意があれば口座を持つことも可能です。
株イコールギャンブルというイメージがある人もいるかもしれませんが、大学生が株をやることにはメリットもあります。
学生のうちに株の売買によって経済に関して多くのことを学ぶことができ、いざ社会人になった時には、経済に対してかなりの知識を蓄えていることになります。これは、就活にも大いに役立ちます。
といっても株をしていることが就活で評価されるというわけではなく、仕事を選ぶ際に、どのような企業の先行きが明るいのか、就職しようと思っている企業の業績などにも目が行くようになります。
学生によっては、ようやく見つかった就職先が急に倒産してしまうという経験をする人もいます。 しかし、株を通して企業への知識があれば、安定している企業を自分で選定することもできます。加えて、株をやっていなければ証券会社に対する知識は全く無く、就職先の候補にも上がらなかったかもしれませんが、株を通して証券会社が身近な存在になり、就職先の候補にも入る可能性があります。
証券会社は非常に激務ですが、その分給料が良く年収の平均は1,000万円を超えるところも多いです。
このように若いうちに株を通して経済について学べることには大きなメリットがあります。 しかし、デメリットもあります。
株をするデメリットとしては、株はやはりお金が関係していますので、デメリットとして学業に集中できなくなる学生も出てきます。
そして自制心に欠けている場合には、無謀な買い方をして財産を失ったり、将来のために貯めていた資金にまで手を出したりすることもあります。加えて、仮に株で儲けが多く出た時には、親の扶養から外れてしまう事もあり、自分で税金や保険などを払わなくてはいけなくなるということもあります。(口座の種類で特定口座・源泉徴収ありを選択していれば大丈夫です)
大学生のうちには、あまり大きな金額で株をする必要はないでしょう。そんな大学生にピッタリの株取引を行えるようになってきました。
以前であれば、株の取引は単位が決まっていて、その通りにしか取引ができませんでした。
しかし最近では、ミニ株など株の少額取引ができるようになってきました。金額としては、数百円という単位から株の売買を行うことができます。
もちろん株売買の金額が少なくなれば、儲けも当然少なくなりますが、社会勉強という観点であれば、大学生が株をやることには大きなメリットがあるでしょう。