大学生のときにおじいちゃんに教わって株を始めたという、今は会社役員の20代の男性に株を始めたときの体験談を聞きました。これから株を始めるという人にとっていろいろ参考になりそうなので紹介します。
このおじいちゃん、メンターみたいでかっこいいですね。
そういえば世界的な投資家ウォーレン・バフェットも、日本人で有名な投資家の村上世彰さんも、子供のお金の教育、子供のうちから投資を覚えさせることを推奨しています。(参考:村上世彰さん、ウォーレン・バフェットさん)
自分も将来、このおじいちゃんのように子供や孫に投資やお金の話を教えられるようになりたいですね。
前置きが長くなりましたが体験談です。
20代の会社役員です。投資歴は約2年。楽天証券を使っています。
大学生の頃、祖父が株式投資を行っており、教えてもらったのがきっかけで株をはじめました。
教わる前から株式投資には興味がありましたが、「負けたらどうしよう」「どうすれば良いかわからない」という感情が強くなかなか手を出せずにいました。
たまたま祖父の家に行った時に株式投資を行っていると聞いたので、株のやり方を教えてほしいと伝え、チャートの見方や流れを教わりました。
初めて購入した時は1単元といえども2万円という当時では大金だったため、緊張したことを覚えています。
社会人になり、慣れてからは積極的に株式投資を行い、利益が出ても出なくても自分の経験として吸収するという意気込みを持っていたので、今でも楽しみながら株式投資を行っています。
株を始める前はやはり資金面での不安が大きかったです。
大学生の頃の万札というのは社会人の今とは全く違う価値があり、大金だったため投資するということに大きな壁を感じました。
祖父から株式投資について教わりましたが、教わった情報を実践に移すという行動になかなか踏ん切りが付かなかったため、教わってから半年後に初めて投資するという臆病な気持ちが大きな影響をもたらしました。
周りからの反対はなく、株式投資を行っている友人もいましたが、利益が出ずマイナスだという話を聞いていたのもなかなか購入できずにいた要因の一つでもありました。
「本当に買っても大丈夫なのか」「もしマイナスになってしまったらどうしよう」そういった気持ちが株を買うことに対する障害になっていたのは間違いありません。
祖父の「まずは買ってみてからでないとわからんし、男ならとりあえずやってみろ」という言葉が背中を後押ししてくれました。
頭の中で考えているだけでは何も結果は出ないし、まずはやってみないと・・・という気持ちはあったので、その一言がきっかけで購入するという行動に踏み切ることができました。
購入した時はある程度まとまったお金も手元にあったので、単純に資金的な余裕が出来ていたということも株を買うことに対する不安感が以前より少なくなっていた理由です。
初めて購入した株はヤフーでした。祖父から「まずは知っている企業の株を買うほうが良い」というアドバイスを貰っていたので、企業情報や将来性を考えてヤフーにしました。
初めて買うという点では上記でも記載したように資金的余裕もあったので特に躊躇するなどはありませんでした。
楽天証券のアプリから購入し、保有資産としてヤフーの株が表示された時は「ついに株を買ったんだな!」と興奮した記憶があります。
また、初めてではないけどガーラ株も買ってよかった銘柄の一つです。値動きが激しく見ていて面白いですし、安値の時に買い、高値で売れた時は嬉しかったです。
ちなみに1単元での購入なので利益はそこまでありませんが、初めて購入し勉強するにはちょうどよい銘柄だと思います。
購入してからは毎日チャートを見たり、企業情報や四季報などで情報を仕入れ、株の値動きだけでなく企業そのものに対する興味や、他の企業がどういった動きをしているのかなど、経済や時勢に対する興味も生まれました。
今まで興味を持たなかったことにまで興味を持てたのは自分でも大きな変化だったと思います。
株を始める前は投資という性質上、「リターンもあるけど、リスクのほうが気になるし恐ろしいもの」だというイメージがありました。
それが今となっては、もちろんリスクもリターンもありますが、それ以上に企業に対する興味を持つことが出来たり、企業の助けに繋がるのだという社会貢献をしている印象があります。
そして、様々なことに興味を持つことが出来るようになりました。
初めて購入する時はリスクや資金的な不安もあると思いますが、自分の余剰資産内で購入するという決まりを持っておけばリスクも最小限に抑えられます。
それ以上に社会情勢などを知ることが自分の強みにもなるのでぜひ勇気を持って株式投資を始めてみてください。